■調布篇第七回 酒井荘、富士マンション
これが酒井荘。1974年夏につげ氏とマキさんはひなぎく荘から荻窪に移り、わずか1〜2カ月後にまた調布に戻り、1974年9月からここに住み始めたという。 アパート名は見あたらなかったが、棟続きの大家さんの家の表札が「酒井」なので間違いないと思う。旧住所は調布市小島町810酒井荘。現住所は調布市多摩川7丁目9番地2で位置もぴったり。 【2006年3,4月撮影】
高野さんの本によると酒井荘時代に描いたのは『庶民御宿』『退屈な部屋』。酒井荘がモデルになっているのは『日の戯れ』。ただし漫画中にアパートの外観は出てこない。 マキさんが京王閣(競輪場)で働いていたのもこの時代。1975年11月に長男・正助氏が誕生し藤原マキさんと正式に結婚。
この細い路地の奥の右手にある。京王テニスクラブを背に南→北方向に撮影。
中央の青丸が酒井荘。京王多摩川駅から歩いて5〜6分のところ。
富士マンションがあったと思われる路地。京王テニスクラブを背にして南→北方向に撮影。富士マンションへは1976年に酒井荘から転居した。翌1977年には弟・忠男のいる千葉県柏市の江戸川台に転居し、1978年に調布市の多摩川住宅に入居した。 旧住所は、調布市小島町1005富士マンション。現住所にすると、調布市多摩川7丁目15番地6または16番地2〜7または17番地2,4,5あたりなので、この路地の付近であったことは間違いなさそうだがアパートらしき建物は見あたらなかった。
逆に南→北方向に路地を撮影。突き当たりが京王テニスクラブ。
漫画にアパートの外観ははっきりとは出てこないが『近所の景色』の冒頭で少し触れられている。
右下の青丸が富士マンションがあったと思われる路地。中央の紫丸は酒井荘。すぐ近くだった。