つげ義春の名が初めて商業誌に登場したのは、昭和29年10月1日。「痛快ブック」に掲載された一頁マンガ『犯人は誰だ!』と四コママンガ『きそうてんがい』においてである。
 このとき若干17歳。『沼』『ねじ式』など、数々の傑作によって表現の新たな地平を切り開いた「難解マンガ家」の片鱗は、まだ見えない。
 2004年10月1日、メッキ工場で働きながら職業漫画家を夢見た少年の、偉大なる第一歩からちょうど半世紀が経つ。祝わねばならない日々が、そこにはある。

※ 日付は芳文社「痛快ブック」10月号記載の発行年月日より。

このページでは、2004年8月29日より約一ヶ月間、つげ義春漫画業50周年記念カウントダウンが行われました。